教育体制
令和6年度 アシスタント研修
<目的>
・タスクシェアリング・シフティングの観点から、看護補助者の役割と業務を理解しチームの一員として安全で効率的・効果的な業務実践について必要な知識を得ることができる。
・アシスタント業務マニュアルの活用状況や内容の過不足等確認し、更新していく。
<実施日時>
令和6年8月19日(月)
令和6年10月7日(月)
<内容>
①医療制度の概要及び病院機能と組織について理解できる
②医療チーム及び看護チームの一員として看護補助業務が理解できる
③接遇・マナーについての基礎的な知識・技術が理解できる
ほか
<対象者>
看護補助業務従事者
<感想>
本研修では、医療機関で働く看護補助者として、必要な知識・技術をプログラムに沿って実施した。eラーニングシステムを使用した講義を実施。座学中心となったが小テストも行い1日を通しての学びを振り返る場面が設けられた。
また、グループワークの時間を設け、日頃の業務で困っていると感じていること、患者対応で困る場面等を話し合う機会が持てた。精神症状のある患者(不穏など)への対応方法や、認知症患者への対応方法、倫理観に配慮した対応での困りごとなど多くの声があげられ、日頃の業務で困りごとに直面しているとともに、それらに関心があることも確認できた。
患者対応以外にも、病棟内での患者の私物の置き場や物品の配置場所などアシスタント同士で情報交換を行い他病棟の様子も話しあう機会が持てていた。普段話すことの少ない他病棟のスタッフとも意見を交換出来ており、考えの幅も広がったと感じた。
今回でた意見を参考に、次年度のアシスタント対象の研修や院内研修に取り入れていきたい。