＜目的＞

　今年度の法人目標『私たち恵生会職員は自分から笑顔で明るく挨拶をします』に沿った講演開催により、法人全体における接遇の質の向上に繋げる。

＜内容および感想＞

　今年度の接遇研修は、昨年・一昨年とは趣向を変え、ナマラエンターテイメント所属のお笑いタレント 高橋なんぐ先生にご講演を頂いた。

　講演では、笑いやアイスブレイクの時間が多く、リラックスした雰囲気の中で学ぶことができた。その中で、高橋なんぐ先生の実体験のお話からは、日々患者様やご家族の言葉に耳を傾けることの重要性と、その積み重ねがより良い接遇につながるというメッセージを受け取ることができた。

　今回の講演の中でも特に心に残ったのが、『みかた（見方）を変えれば、みかた（味方）になる』『一つの事象に対して必ず二つ以上の見方をする』という事であった。これらの考え方は、私たち医療従事者が陥りやすい先入観の危険性やパターナリズムへの警鐘であり、先日の院長講演でも示された【病院の求める職員像】を目指すうえでも、当院が選ばれる病院になるためにも大切な要素の一つであると感じた。