教育体制
平成30年度 新規採用者看護技術・防災研修
<目的>
①BLSをはじめ、緊急時の対応を学ぶことで、的確な判断力を養い、臨床実践能力向上を図る。
②起き上がり・移動介助、静脈注射・点滴のDVDを視聴し、基本的な技術、介助方法を学習する。
③防災に関する実践的な知識、ノウハウ、スキルの取得の場を提供し、災害対応力の向上を図る。いざという時に落ち着いて行動できるように、日頃から消防設備の正しい使用・操作方法を身に付ける。
<実施日時>
平成30年4月6日(金) 9:30~16:00
<研修会場>
ALTA
<対象者>
平成30年度新規採用者 11名
<内容>
9:30~9:35 |
オリエンテーション |
9:35~11:00 |
BLS、緊急時対応 |
11:00~12:00 |
起き上がり、移動介助DVDによる研修 |
12:00~12:30 |
静脈注射・点滴DVDによる研修 |
12:30~13:30 |
昼休憩 |
13:30~14:00 |
防災DVDによる研修 |
14:00~15:00 |
各部署の防災機器、避難経路等の確認 |
15:00~16:00 |
消火器、消火栓訓練 |
<研修内容および感想>
BLS、緊急時対応では当院における急変時対応と一次救命処置の実技練習、日本光電による当院採用のAEDの機器説明が行われた。講義ではメモを取り、実技練習には積極的に取り組む姿勢が見られた。胸骨圧迫を2分間行ってもらった際には、疲れにより効果的な胸骨圧迫ができなくなっていくことを実感された様子であった。起き上がり、移動、点滴のDVD研修では参加者にやや疲労感が伺えた。防災研修では、前半は消防・防災計画書の内容の確認、火災・地震発生時の対応マニュアルから発生時に職員としてどういった行動をとる必要があるのか説明がなされた。後半は各部署の防災機器や避難経路を確認した。消火器、消火栓の訓練は普段できない貴重な経験ができたと思われる。今回の研修は本来2日間の予定であったが勤務の都合から1日の内容に変更した。本研修で行えなかった採血や医療機器の使用方法などに関しては各部署でフォローしていただければと思う。