教育体制
令和3年度 新規採用者3ヶ月目研修報告書
<目的>
- CVPPP、ディエスカレーションについて理解する。
- 薬剤の取り扱いと薬剤投与の注意、副作用について理解する。
- 身体拘束体験をし、行動制限最小化についての理解を深める。
- 3ヶ月間の自身を振り返り今後の課題を明確にする。
<実施日時>
令和3年7月26日 (月)
<対象者>
令和3年度新規採用者 10名
<内容>
1部 | |
行動制限について 行動制限最小化委員会 |
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2部 | |
薬剤の取り扱いと薬剤投与の注意、副作用について |
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CVPPP、ディエスカレーションについて |
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グループディスカッション |
<研修内容及び感想>
行動制限について精神保健福祉法の定める「隔離」「拘束」の定義と対象を講義後、実際に拘束帯を用いてセットの仕方を演習しました。その際、患者役を通して拘束される不自由さや精神的な苦痛などを感じることができたかと思われます。
薬剤について精神科において使用する向精神薬や麻薬の取り扱いや事故事例などの講義を聴き、改めて注意点を確認することができたと思われます。
CVPPPについて講義は重要部分を話すにとどめ、ロールプレイをすることで暴力への対応を学んでいました。実際に交渉する言葉掛けなどをしながら、安全に暴力を回避、対処するテクニックを知ることができていたと思われます。
グループワークは緊張せず各々が感じていることを自由に話せているようでした。
以下グループワークで話し合った意見内容について
3ヶ月目でできるようになったこと
・1ヶ月目よりも周りが見れるようになり、余裕をもってできるようになった
・夜勤業務を経験して1日の業務の流れを掴めるようになった
・業務や病棟の雰囲気に慣れた
・業務の流れがわかるようになった
不安なこと、困っていること
・拒否を示す方への対応の仕方
・夜勤が多くなって生活リズムの流れ、体調管理に不安がある
・夜勤や休日でのトラブル時、頼れる人が少なく対応するのが不安
今後頑張りたいこと
・少しでも手技を経験できるなら機会を逃がさない
・未経験の業務や経験が少ない業務に慣れる
・流れを考えながら業務ができるようになる