教育体制
令和4年度 新規採用者3ヶ月目研修
<目的>
- CVPPP、ディエスカレーションについて理解する。
- 薬剤の取り扱いと薬剤投与の注意、副作用について理解する。
- 身体拘束体験をし、行動制限最小化についての理解を深める。
- 3ヶ月間の自身を振り返り今後の課題を明確にする。
<実施日時>
令和3年7月4日 (月)
<内容>
行動制限について 行動制限最小化委員会
薬剤の取り扱いと薬剤投与の注意、副作用について
CVPPP、ディエスカレーションについて
グループディスカッション
<研修内容及び内容>
行動制限について精神保健福祉法の定める「隔離」「拘束」の定義と対象を講義後、実際に拘束帯を用いてセットの仕方を演習しました。講師による演習の後、準備からセットまで一通り対象者のみで行っていましたが、声を出して確認しながら行えておりました。
薬剤について精神科において使用する向精神薬や麻薬の取り扱いや事故事例などの講義を聴き、改めて注意点を確認することができたと思われます。
CVPPPについて講義は講師たちが受講した研修講義の主要部分を話し、ロールプレイをすることで暴力への対応を学んでいました。実際に交渉する言葉掛けなどをしながら、安全に暴力を回避、対処するテクニックを知ることができていたと思われます。人数が少ない分演習回数が多く、より実践に即した演習になりました。
グループワークでは下記意見が出ていました。対象者が2名であったため様々な意見を交換する場とはならないが、できるようになったことを自信に思い、今後どんな視点で患者と関わったら良いかを教育委員を交えてディスカッションすることができました。
3ヶ月目でできるようになったこと
・採血、浣腸、筋肉注射
・与薬(頓服)処方の確認
・深夜、準夜の補助業務
・入浴介助、補助業務
・オムツ交換、移乗
・電話対応
不安なこと、困っていること
・筋肉注射や点滴の技術を見ることが少ない
・入院患者をとることと担当になってからの対応
・ケースレポートの関わりについて不安
今後頑張りたいこと(6か月目までにやってくること)
・ケースレポートに向けた関わりを担当の患者を持つ
・CVPPPを実践する