教育体制
平成30年度 新規採用者1年目研修並びに第3回プリセプター研修
<目的>
①自己理解を深め、対人関係における自身の傾向を知る。
②1年間の自信を振り返り、今後の課題を明確にする。
③ケースレポートをまとめることで、患者理解や自己成長に繋げることができる。
④プリセプティーと共に1年の振り返り
<実施日時>
平成31年3月14日(木)
<対象者>
平成30年度新規採用者及び平成29年度新規採用者研修未受講者 20名中17名出席
(内ケースレポート対象者 15名中14名出席)
<内容>
9:40~ 9:45 |
オリエンテーション |
9:45~11:00 |
①演習「聞き方返し方による気持ちの変化」 |
11:10~12:30 |
②ケースレポート発表会(前半) |
13:30~15:10 |
③ケースレポート発表会(後半) |
15:30~16:30 |
④グル―プディスカッション・交流会 |
※ケースレポート発表の対象者以外は①④のみの参加。
<研修内容及び感想>
心理の演習ではグループワークが行われ、1名が相談者となり、聞き手に相談をした時に感じたことを点数化し発表していた。まんじゅう理論を基に、“あんこ”と“皮”それぞれに対してバランス良く触れていくことの重要性や、エンパワメントを高められるような関わりについて学ぶ事ができていたようだった。
ケースレポートの発表では、各発表者が緊張していたが、それぞれが時間内にまとまった発表を行えていた。発表後の座長や看護部長からのコメントに一気に緊張が解れたようだった。1年の振り返りも兼ねた発表であり、全員がそれぞれ良い気付きを得ていたように思う。例年は4月の開催だったが、今年は異動前の3月で開催とした。プリセプターの出席率は高まったが、次年度の新規採用者へ発表の様子を伝えられないのが課題。今後検討の必要あり。
最後には各プリセプタ―を交えたグループディスカッション。プリセプターからのコメントにはにかむ様子もあり、終始和やかな雰囲気で1年を振り返っていた。
1年を通しプリセプティーの成長や今後の課題、プリセプターとしての自己の振り返りの場にもなったと思う。また、直接言葉で伝えることでプリセプティーのモチベーションにも繋がり、関りの共有も出来たと思う。