教育体制
新規採用者技術研修
<目的>
①緊急時の対応を学ぶことで、的確な判断力を養い、臨床実践能力が向上する。
②当院医療器材を用いることで、実際に使用する機材になれ、操作手順や看護技術の再確認ができる。
③災害に関する実践的な知識、スキルの習得をし、災害対応力が向上する。
<実施日>
平成31年4月23日(火)、24日(水)
<内容>
①BLS 緊急時対応
②起き上がり、移動介助DVDによる研修
③看護技術研修 エポック(採血の実施演習)
④防災研修(防災DVDによる研修、各部署の防災機器、避難経路等の確認、消火器、消火栓訓練、救助袋訓練)
<研修内容及び感想>
AEDトレーナーを用いて、胸骨圧迫、AEDの使用方法を実際に体験することで、緊急時の対応を実践的に学ぶことができていた。
移動介助研修では、介助者・非介助者双方が負担感を軽減できる手法について学ばれていた。看護技術研修では当院で採用されているエポックの使用方法や採決の方法について学習。新卒者には実施前に採血手技についてe-ラーニングを用いて説明を行い、より効果的に実施演習が行えた。
防災研修では災害時の緊急対応について、実際の物品・経路を確認しながら皆真剣に取り組んでいた。その内の救助袋体験では、南病棟3Fより実際に設置されている救助袋を用いて行った。脱出口に十分な人員とマットを設置したことで打撲による負傷は防ぐことができたが、手指を擦りむくといった負傷は起こってしまった。手袋の着用など安全対策は万全にするよう今後の検討課題としたい。