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ご挨拶・基本理念

ご挨拶

南浜病院は昭和30年に会長の鈴木保穂先生が開設され、新潟県の民間精神科病院としては4番目に古く歴史ある病院です。平成18年の新築工事を機会に、精神医療状況や地域精神保健福祉の変化に合わせて、鈴木好文理事長のもと、それまでの352床から平成17年には323床に、新築時点では285床に減床し、平成20年からは急性期治療病棟60床の運営を開始しました。

病院から地域へという意識と共に減床に際して獲得した地域移行支援・退院促進のノウハウと、急性期治療の充実を二つの柱として「病院に関わる人すべての幸せを願う。」という病院理念のもと、更に地域のニーズに応え地域に開かれた病院となることを目指して現在に至っています。

急性期治療の充実

平成28年4月から、全国でも珍しい全室個室の精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)を新築し、それまでの急性期治療病棟から精神科救急病棟60床へ転換しました。すでに平成26年度から新潟県精神科救急システムにおける北圏域※1)の基幹病院に指定されていますが、新病棟の建設により、より一層新潟県の精神科救急体制に寄与できることとなりました。新潟県北圏域(14病院)の措置入院患者52名のうち50%である26名を受け入れており、また新潟・佐渡ブロック(10病院)の平日夜間・休日の精神科救急医療当番日数は365日中44.4%の162日に上ります(いずれも平成29年度)。

各部屋にテレビ(無料)を完備した全室個室の救急病棟は、プライバシーの保護と大切な病初期の休養を確保するために、よりよい治療環境であると自信を持っていうことができます。そのことは新潟県北圏域の精神科疾患患者の最多の入院数(440名/平成29年度)にも表れております。

北圏域※1)

圏域 精神科救急基幹病院 保健所管内
南浜病院 県北ブロック(村上・新発田)
新潟・佐渡ブロック(新潟市・新津・佐渡)
県立精神医療センター 県央ブロック(三条・長岡)
魚沼ブロック(魚沼・南魚沼・十日町)
上越ブロック(柏崎・上越・糸魚川)

地域移行支援・退院促進

平成18年の減床に際して、スタッフの献身的努力により、50名近い平均入院期間20年という長期入院の方々の共同住居やアパート、自宅への移行を実現し定着を継続することができました。入院中には退院支援プログラム、在宅になってからは訪問看護、デイケア、障害福祉サービス事業所いなほ園などが有効に活用されています。

心理社会的治療と多職種チーム医療、電子カルテ、職場環境

当院のもう一つの特長は、多彩な心理社会的治療プログラムです。作業療法、SST(社会生活技能訓練)、心理教育は救急病棟の急性期から導入されており、開放病棟ではそのほかに認知療法やマインドフルネスのグループがあり、家族心理教育は中央方式で入院外来を問わず参加でき、園芸療法、回想法、アロマセラピーなども実施されています。これらを担うのは看護師、精神保健福祉士の他に作業療法士(14名)、臨床心理士(5名)などのコ・メディカルですが、当院では薬剤師、管理栄養士、検査技師なども積極的にこういった治療に協力して多職種チームの一員として活動しています。

このような多職種チーム医療を支えるものとしてタイムラグのない情報共有を目指し、精神科単科の病院では新潟県内の先駆けとなる平成25年から電子カルテを導入しています(現在は県内精神科単科の病院の3箇所で導入)。それにより、診療、患者の状態の確認、処方、検査結果の確認、文書作成、各業種間の連絡、事務処理など、著しく効率よく、正確でスピードアップしており、それがより一層、質の高い医療につながっております。

また当院のチーム医療はユーザー(当事者・家族)もチームの一員であるという観点に立ち、ピアサポーターの養成もしています。

そして精神保健福祉士は社会的入院患者の多かった時期の3人から19人にまで増えています。これは近郊の病院と比べ約2倍から3倍の人数が勤務していることになり、さらに平成30年度からは全病棟に精神保健福祉士を配置し、今まで以上にきめ細やかでスピーディーなサポートが可能になっています。

最後に、よい治療を行うためには、治療環境やプログラムと並んで、職員の労働環境は大切だと考えています。当院では病児保育のできる保育所を院内に整備しており、平成26年には子育てサポート企業として認定され「くるみんマーク」をもらっています。また残業が少なく有給取得率が高いことは自負しており、今後も職員のワークライフ・バランスに配慮し、余裕を持って仕事に向かえる環境を目指したいと考えています。

基本理念

病院に関わる人全ての幸せを願う

基本方針

  • 精神医療のなかで医療、福祉、保健活動の水準の向上に努めます。
  • 日常の業務の中で心の病をかかえる人たちやそのご家族に信頼されるように努めます。
  • 健全経営のもと職員とその家族の生活の安定を図ります。

行動指針

  • 私たち職員は、日々進歩する医療、介護に関連する技術を学び、それを日常業務に生かすように努力いたします。
  • 私たち職員は、患者様やその家族のみならず、自分以外の周囲の人たちと良好な関係を保つため、常に自己をみつめ改善に努力いたします。
  • 私たち職員は、自らの健康に留意し、誇りと責任を持って日々の業務を行うように努力いたします。
  • 私たち職員は、日々の業務を通して自己を高め、以て病院の発展に役立つように努力いたします。
  • 私たち職員は、職員相互の尊敬と信頼を基に行動するように努力いたします。