教育体制
新規採用者1カ月目研修
<目的>
- コミュニケーションを通した多職種連携を学ぶ
- 与薬の方法や留意点を理解する。
- ストレスコントロールについて理解する。
- 災害に関する実践的な知識・スキルを習得し、災害対応力が向上する。
- 1ヶ月間の自身を振り返り今後の課題を明確にする。
<実施日時>
令和7年4月23日(水)
<対象者>
令和7年度新規採用者
<内容>
・精神科看護で活かせるコミュニケーション技法 ~eラーニング視聴~
・当院の与薬方法 ~与薬マニュアル動画の視聴~教育委員
・ストレスとストレス対処について、よりよい人間関係のために 公認心理士
・地震、消防訓練DVD鑑賞 院内災害対策マニュアルについて 防災訓練 施設課
・看護技術の進捗状況確認
・グループワーク 1か月の振り返り
<研修内容及び感想>
コミュニケーションについての動画内容は、実際に起こった対話場面の紹介検討をするものであり、わかりやすいものであったと思われました。患者対応する際にも参考になる場面が多数見受けられました。当院与薬方法についての動画は皆メモを取りながら視聴していたりと実際の業務に関わる内容だけに視聴する姿勢にも真剣さが感じられました。
ストレスについての講義はグループで考えさせる演習もあり、楽しんで参加できる内容でした。聴覚だけの認知だけでなく、視覚での認知も加わることで受け取り方が異なってくることを学んでいました。
防災訓練では火災・地震等の災害が発生した場合の対処方法の重要性を、実践訓練を通して学ぶことができたと思われます。
グループワークではお互いの1か月を通した振り返りから情報を共有し、同期の親睦を図れるものになったと思われました。「業務を一通りできるようになった」「患者様の名前が覚えられるようになった」という意見もあれば、「先輩たちが忙しそうにしているのに、何もすることができない」と葛藤されているような意見もありました。それに関しては、グループの中で「はりきりすぎない」とその思いを消化できているように感じました。看護技術の進捗は積極的に行われているようでした。