救急のご紹介
救急病棟概要
当院は、平成28年4月に60床全個室の精神科救急病棟(スーパー救急病棟)を開設いたしました。
平成26年度に新潟県精神科救急システムが見直しされ、圏域を北と南の2つに分け、当院が北圏域の基幹病院に指定されその役割を担っています。
スーパー救急病棟では急性期の患者様に対し、急性症状の改善と安全を最優先に心身の安静に努め、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理士など、多職種の専門スタッフによるチーム医療を提供します。高規格の施設基準、人員基準により集中的な入院治療を行い、短期間(約3ヵ月以内)での退院を目指します。
個別受け持ち制と機能別看護で入院時から担当の看護師と精神保健福祉士が関わっていきます。ご本人やご家族に対して必要な支援体制の提案や、心理社会療法プログラムの選定を行います。また、関係者面談など担当看護師がコーディネータ役として患者様がチーム医療スタッフと話し合いながら主体的に治療をすすられるよう支援します。
救急患者様への良質な支援の提供
心理社会的療法とリカバリー
社会生活に支障を来している症状や状態が軽減するもしくは、改善するように個々に応じたリカバリーの方法を考え生活機能や社会機能が回復できるサポートを提供致します。
退院時期について
症状や状態の評価と社会資源調整を行い、退院時期を決定します。
プライバシーに配慮した個室環境とアメニティ
患者様に安心して療養できる治療環境を提供するため一般フロア49室はすべて個室、他に特室2室、保護室9室、集中的に身体面を治療・ケアするためにPICUを設置しています。
心理社会療法プログラム
曜日 | 午前 | 午後 |
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月曜日 | 作業療法 | 作業療法 |
火曜日 | 認知行動療法 | 作業療法 |
水曜日 | 心理教育 | 回想法 |
木曜日 | 作業療法 | SST |
金曜日 | 作業療法 | 作業療法 |
土曜日 | 作業療法 | – |