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社会生活スキルトレーニング(SST)

社会生活スキルトレーニング(SST)とは

SSTとは、「ソーシャル・スキルス・トレーニング」の略で社会生活スキルトレーニングともいい、当院では平成14年1月から導入されています。

SSTは、対人関係が円滑になることを目的に、他の人に自分の気持ちや思いを伝えたり、相手が話すことに上手く応じることができるよう練習を行います。また、日常生活で上手く対処できない問題をSSTの時間内でメンバーに相談し、メンバー同士で練習し、励ましあい一緒に対処方法を考える機会になっています。

人と話すのが苦手、思った事が上手く言えない、話していてもまとまりがなく相手に思いが伝わらない等、人との付き合い方やコミュニケーションで困っている方の為のグループでの治療方法です。

活動内容

当院では、現在スーパー救急病棟と慢性期病棟でSSTを行っています。1グループのメンバーは6~8人、スタッフは3人位です。

セッションは毎週1~2回1時間です。最初にウォーミングアップを行い、次にロールプレイを使って宿題報告をします。良かった所、こうするともっと良くなる所を伝え合い、次回までの宿題をきめます。どのメンバーも目標を持ち、目標達成に向けて宿題を決め取り組んでいます。上手くいく時、いかない時がありますが、根気強くあきらめず、コミュニケーション技術の向上を目指しています。

また近年はモジュール(技能領域別学習パッケージ)も取り入れ、好評価を得ています。

参加方法

人と上手く付き合う方法を学びたい方、大歓迎!です。
各病棟スタッフに相談してください。(治療の一環の為、担当医の許可が必要です。)

見学はいつでもできます。