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SST

社会生活スキルトレーニング(SST)とは

SSTとは、「ソーシャル・スキル・トレーニング」の略で社会生活スキルトレーニングともいい、当院では平成14年1月から導入されています。
SSTは、対人関係が円滑になることを目的に、他の人に自分の気持ちや思いを伝え、相手が話すことに上手く応じることが出来るように練習を行います。また、日常生活で上手く対処できない問題をSSTの時間内でメンバーに相談し、メンバー同士で練習し、励ましあい一緒に対処方法を考える機会になっています。
人と話すのが苦手、思った事が上手く言えない、話していてもまとまりがなく相手に思いが伝わらない等、人との付き合い方やコミュニケーションで困っている方の為のグループでの治療方法です。

救急病棟概要

SSTの実施概要

対象者

・ 南病棟1階、2階のSST対象となる患者様
・ 病状自己管理モジュールは様々な症状のある方が対象となっています。

日程・スタッフ

・ 日時:毎週木曜 14:30~16:00(途中休憩あり、飲み物あります)
・ 場所:心理社会療法室(南病棟2階)
・ スタッフ:南病棟1階、2階のスタッフ計5名

病状自己管理モジュールについて

SSTには、様々なモジュールがありますが、当院南病棟では「病状自己管理モジュール」を行っています。病状自己管理モジュールとは、テキストやDVD、模擬体験を通して病気の再発を防いだり、できるだけ病状を抑えたりすることを目的としたプログラムです。病状を上手く管理する事は、自立したより良い生活を送るために、とても大切になりますので是非ご参加ください。
このプログラムでの目標は「自分の症状をうまく管理し、再発の危険性を少なくする」です。

具体的なプログラムの流れ

1.プログラムを受ける前の事前テスト

今の病状自己管理の知識がどれくらいあるかを見るためのテストです。わからなくても当然のテストとなっています。

2.プログラムの実施

プログラムは6回に分けて行います。

第1回目:DVD鑑賞と注意サインを学ぶ
第2回目:DVD鑑賞と持続症状を学ぶ
第3回目:DVD鑑賞と自分の注意サインを見つける
第4回目:DVD鑑賞と持続症状の程度と対処法
第5回目:持続症状へ対処するための問題解決法
第6回目:1~5回で学んだ事をロールプレイで振り返る

・ プログラムは、飲み物を飲みながら受ける堅苦しくないプログラムです。
・ 途中退室可能です。
・ 自分に合わないと思ったら、参加しなくても構いません。

  • プログラムのイメージ図
  • プログラムのイメージ図
  • プログラムのイメージ図

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